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JASDAQ銘柄対応

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最新記述:2017-02-21 (火) 20:40:55

本稿は04-03-08記述のものです。
株価データ収録方式は、その後VERー070707で現行方式に改訂されています。

JASDAQ銘柄対応 (04-03-08記述)

「株式管理」Ver040306で、念願のJASDAQ対応を実現しました。

JASDAQ収録は、もう数年越しの大命題だったのですが、技術的な制約が多くて今日まで持ち越してしまいました。

以前なら、JASDAQの前身は「東証店頭銘柄」ですから、「個人投資家は店頭銘柄には手を出すべきでは無い」で済んでいました。
世の株式投資本もそのように勧めていました。

ところがここ数年、インターネット関連銘柄が持て囃され、環境が一変しました。
ナスダックや何やらが現れては消えて、マザーやヘラクレスといったものも出てきました。

ユーザーからのJASDAQ収録要望も出てくる世となり、ここは一番大改造に踏み切ることと成りました。

JASDAQ株価の技術的対応

JASDAQ対応が困難であった理由は、その高株価です。

今までの、「株式管理」プログラムは、株価データーを格納する変数を16バイトの整数変数を用いていました。

はるか昔の「DOS」時代(皆さんはご存知ですか?WINDOWSが出る前のパソコンOSです)には、4本値のうちの株価の一番大きい高値だけにこの整数変数を用いて、其の他の始値・安値・終値は、この最高値との差を更に小型の整数変数に格納してデーター規模が最小と成るように設計していました。

それでも、株価データーがフロッピーで20枚近く有りました。

当時の個人で趣味で持っていたパソコンは、ハードディスクが大奮発して80メガありました。
80メガってどれ位か分かりますか? フロッピー80枚分です。

それほど、データーの格納規模を小さくすることが至上命題で、このように最大値との差で株価を格納して、チャートを描くときは最高値から再計算させていました。

幸いWINDOWS時代となり、機材の性能もハードディスクの容量も飛躍的に向上しました。
「株式管理」の株価データーも、足し算引き算の苦労無しの4本値とも16バイトの整数変数を用いて設計製作できるようになりました。

でも、だんだんと新規上場銘柄が増えて来たこともあり、2代前のパソコンでは、2ギガの当時のノートパソコンとしては可也高性能だったのですが、予備データーや、複製確認作業で株価を2組収納したりするとハードディスクの容量が不足してきました。

CPUは200Mで、当時としては未だ性能的には我慢できたのですが、ハードディスクの容量の点で機材更新して1代前は10ギガのノートとなりました。

さて、一般銘柄の株価はこのように収録していたのですが、16バイトの整数変数はその取り扱い数値が「-32,000から+32,000」の整数です。
(正確には、-32768~32767 、プラス側の数字が1つ小さいのは間の「0」が有るため)

一時のバブル絶頂期の日経平均が2万8千円まで行きましたが、この時はこの変数で対応可能でした。

その後のネットバブル或いは5万円単位株の公開に伴い、滅茶苦茶株価が出てきました。

WINDOWS版となって、「株式管理」は変数領域「-32,000~+32,000」の整数変数を、変数領域「0から65,000」の正数変数に置き換えて、6万円株価銘柄までは対応可能としていましたが、もういけません。

これらのバブル株価を収容するには、もう一つ大きい変数を利用して、32バイトの正数変数を用いれば良いのですが、この変数では「0~2,147,483,647(21億です)」が収容できるのですが、ファイルサイズが2倍となってしまいます。

「株式管理」の収録銘柄数は2,700を超え、これに各1,000本足の日足・週足・月足・年足(これは100本)の株価があります。
更に過去の日足株価も過去10年強を公開しています。

「株式管理」の現在の株価データーは、配信用の圧縮ファイルで約60メガバイト程あります。
その他に過去の株価で約80メガバイト程あります。(この収録はユーザーの任意です。)

で、解凍した実データー量は約2倍になるので120メガバイト~280メガバイト程となっています。

と言う事は、若しJASDAQを収録すると変数サイズで2倍、銘柄数で1.4倍、総計で800メガバイト近くになってしまいます。

私の2世代前の2ギガノートならこれでH/Dが半分満杯です。
この辺りまで考えて、思考は停止します。

更には、これだけのデーター量をどうやってユーザー配信するかの問題もあります。
ということで、JASDAQ銘柄の収録は物理的に無理として見送ってきました。

ところが、昨今のJASDAQ・マザー・ヘラクレス市場を無視しては、「株式ソフト」としての真価が問われ、有用性が疑問視されかねない状況となって来ました。
もっと悪いことには、それらのJASDAQ銘柄が東京市場1部銘柄として上場したり、最初から1部銘柄の高株価銘柄が出てきました。

ここに進退谷まれり。

昨年7月に、第1次技術改革で高株価対策を行いフルバージョンアップを行っていますが、いくつかの銘柄では株価対応が完全には行い切れていませんでした。

と言うと、技術的な信頼を欠く事と成るので、もう少し詳しく申し上げますと、16バイト変数の数値領域を又「-32,000から+32,000」の範囲に戻して、最高値3万2千円まで対応とし、これを超えたら株価を1/10して「マイナス」にして記録します。

株価を読み出す時には、マイナス株価の場合には10倍して「プラス」変換します。
これに100桁の桁数調整を行って、最高株価3、200万円まで対応可能としました。

それでも収容しきれない株価の銘柄もあり、この時は已む無く、除外銘柄というカテゴリーを作って別枠としていました。

そのことに、「株式管理」ユーザーからの別段の投稿や指摘は無かったので、まッ、高株価の仇花銘柄で実際に取引するユーザーや或いはチャートを見ることも無いのが実態かなと考えておりました。

今回、JASDAQ銘柄を収容してみると、なんと1000銘柄近くもあるのですね。
世の中で持て囃されていない、昔の店頭銘柄も株価データー上は、同じJASDAQコードが振られていました。

或いは、これらの店頭株も正式のJASDAQなのでしょうかね? 誰も不人気旧店頭株に関心は無いようですが。

で、銘柄総数3000近くのうちの200銘柄強が、この「除外銘柄」分類されてしまいました。

そこで、一大思案の末に現行の16バイトの整数変数を用いて、JASDAQ高株価を収容する技法を遂に開発いたしました。

今回株価収納のロジック(正確にはアルゴリズムと言います)に工夫を凝らして、現用の16バイトの変数に最大65百万迄収容することに成功しました。(正確には、最大値6千5百5拾3万5千円也です。)

詳細は個人秘密ですが、(CMAlabは企業では有りません)、最大株価6千5百万円までを収録可能となりました。
これ以上の株価は最大値は65百万円として表示されますが、特定の10数銘柄の極一時的な過去の数ヶ月の仇花ですから善しとしました。

I Tの最大バブル時には、1株8,000万円以上の銘柄が出ています。(1億以上のもあったとか)

6500万円以上の高株価は6500万円で足切りしました。(正確には頭切り)

実際にこの株価で銘柄を持っていた人が、無くした財産と過去を慈しんでチャートで回顧(悔悟かな)するなら別ですが、実際にはこんな株価は必要ありません。

1000足の日足チャートでならもう表示されない過去のこととなっています。
これで、株価1円から6500万円までの銘柄が対応可能となったのですが、一つだけ16ビット変数の制約があります。

株価には呼び値というものが有りますが、「呼び値」とはそういう株価の値付けの1刻みの単位ですね。

殆どの銘柄は、       1円単位ですが、
株価が、2000円を超えると   5円単位、
    3000円を超えると  10円単位、
      3万円を超えると  50円単位、
      5万円を超えると 100円単位、
     10万円を超えると1000円単位、
    100万円を超えると  1万円単位、
   2000万円を超えると  5万円単位、
   3000万円を超えると10万円単位、

となります。
この上はありません。(有り様筈も有り得ません。)

6,500万まで収容可能とは言っても、元来が16ビット変数ですから65535の壁があります。

と言うことは、同一銘柄で最安値・最高値対比6万5千倍までの株価が表示できるという事です。

株価1000円の銘柄が株価6、500万円以上に跳ね上がると言うことは有り
得ませんから、新しい株価格納ロジックは万全のものと思っていました。

ところが驚いたことに、6万5千倍以上に株価が変動した銘柄もあるのですね。

株価が跳ね上がったのではなくて、跳ね下がったのです。
株に興味ない人にも可也知られた名前の銘柄ですが、その名誉のために名前は伏せておきます。

で、除外銘柄に分類された銘柄がJASDAQ対応後200近くとなっていたのを、1銘柄ずつ精査しました。

過去の栄華を忘れて、現在の(地道な)株価領域をベースに、先の株価収容ロジックの中で株価6万5千倍以内に収めてこれらの銘柄の株価を新しい株価ロジクの中に収容しました。

この他に除外銘柄としたものに、チャートの急激な株価下落が、本当の急落なのか、増資が理由なのか不明なものがあります。
極短期間の株価下落でも間に幾つか株価があれば、本当の株価急落と分かりますが、即日一直線に下降しています。

この場合、増資・株式分割であれば、株価移動平均線も同じ位置で垂直下降することとなります。
逆に一部銘柄には、減資で株価移動平均線が同じ位置で垂直上昇しているものもあります。(高株価銘柄の仇花ですね。)

株価が垂直下降しており、、株価移動平均線が緩やかなカーブを描いている場合は、増資率データーが記録されていません。
本来の株価下落で増資率が無いのか、株価の元データ-に増資率が欠けているのか、個別に銘柄を当たって見なければ確認できませんが、今回は見送りました。
殆どが、普通の個人投資家は手を出さない銘柄です。

若し欠けた増資率に気づいた方があれば、株価蓄積データーに修正しますのでご連絡下さい。

以上の結果、「株式管理」Ver040306 JASDAQ対応エディションでは、同時配送の株価蓄積データーを、除外銘柄を一掃して「0」とすることが出来ました。
その為に、2月中旬公開予定が、株価対応処理に追われて1月近くも遅くなってしまいました。

でも、どの銘柄もチャートがキチンと表示されるのは美しいですね。

2、新規銘柄収録

新規上場銘柄は、自動収録します。

今後も収録銘柄数はドンドン増えて行くのでしょうね。

現在の「株式管理」の設計では、最大4000銘柄まで収容可能としています。
今回のJASDAQ銘柄収録改修では最大銘柄数3900を超える所まで行きました。
この為、2004年2月20日以前に上場停止をしている銘柄は新規収録対象から除外しました。

現在(2004年3月第1週)の収録銘柄数は、3,772銘柄となっています。

後230銘柄で満杯、何時ごろ4000銘柄に達するのでしょうかね?
その時は、又収容銘柄数の拡大対応を行います。

今回は、JASDAQ収録対応改修ですが、同じくマザーやヘラクレスはどうなったのでしょうか。
実は、これらの銘柄は、以前のVerでも収録されています。

マザーやヘラクレスを収録したと言うよりは、この文章の冒頭にもあるように、「株式管理」の発祥は、「個人投資家は店頭銘柄には手を出すべきでは無い」でしたから、店頭銘柄以外の東証・大証の1部・2部・新2部上場銘柄を収録していました。

結果として、「マザー・ヘラクレス」は予期せず収録されていたと言うことです。

でも、新2部ってどこへ行ったのでしょうか?
いつの間にか居なくなって居ますね。
多分ヘラクレスにされてしまったのでしょうね。

JASDAQ・マザー・ヘラクレス銘柄は、チャート画面のメニューの「リスト」を表示すると、垂れ下がってくるサブメニューの下のほうに銘柄リストがあります。

JASDAQ:946銘柄(多いな)、マザー:79銘柄、ヘラクレス:100銘柄が収録されています。

上場市場

上場市場の上場変更も自動収録します。

自動収録は、上位可変としています。

つまり、大証から東証上場、2部から1部上場、JASDAQ・マザー・ヘラクレスから1部・2部上場を自動処理しています。

ところが、今回株価詳細の精査を行って分かったのですが、煩雑に上場変更をしている銘柄も有るのですね。

上場変更は、上位志向と思っていましたが、1部から2部転落もあるのですね。
上場基準を満たせなくなって転落するのか、上場分担金(と言うのでしょうか)を削減する為に自ら身を引くのかどうなのでしょう?

上場変更は上位移動のみ自動収録ですが、このような下位移動の場合も株価は変更後の上場株価を自動格納します。

つまり、「株式管理」の銘柄リストに記録されている上場区分は、上位への上場変更は自動変更登録され、下位への上場変更は修正されませんが、日々の株価の格納に於いては、上場変更後の株価を採用しています。

株価の採録は、先ず銘柄リストに記録された上場区分の株価を採録します。
上場変更より銘柄リストに記録された上場区分の株価が無いときは、変更後の上場区分の株価を採録します。

銘柄リストの上場区分の修正変更は、ユーザーが(実際にはCMAlabにて修正を行って、次Verでユーザー配信します。)上場変更を確認してマニュアルで修正します。

何故、上場変更の下位移行も自動収録しないのでしょうか?

理由は、上場が単一市場上場から単一市場上場への移行であれば、自動変更でも支障ないのですが、複数上場の銘柄は、上場変更後の複数市場の内、どの市場株価がその銘柄の主要株価かの判断が出来ないためです。

上記の場合は、若し複数市場上場であれば、「無尽蔵日足株価データー」の先に表示されている市場株価を収録させています。
通常、重要な方が先に優先表示されますよね。

その上で、実際の株価を目視確認して、その銘柄の主要市場を銘柄リストにマニュアルで記録することとなります。

同じ例として、「大阪銘柄」があります。
「大阪銘柄」は小生の命名ですが、証券業界でもこの呼称があるのかどうかは知りません。

東証・大証に複数上場の銘柄で、取引の実態が大証の銘柄です。
任天堂や村田製作所・シマノ・オムロン・ローム・森精機・島精機といった優良・知名銘柄が並んでいます。
吉本興業もそうですね。

同じくチャート画面のメニューの「リスト」で表示できます。
チャートでは上場区分を「大阪(東)」と記載して区別しています。
以前に口座のあるXX証券に依頼して大阪銘柄のリストを貰いましたが、その後は時々株価を確認して修正しています。

時々入れ替えと言うより、主力が世の流れで東証となってしまう銘柄もあるようです。
現在は45銘柄が収録されています。

もう一つには、JASDAQとヘラクレスの間で、或いは東証1部からJASDAQへ移る(複数市場上場かもしれませんが)銘柄もあるのです。

このような場合も。各銘柄を個別に検証して上場市場を決めるしか無いですね。

株価修正

さて、上場下位移行の場合でその後の株価が主要市場でない株価が先表示で収録されてしまった場合はどうすれば良いのか?

「株式管理」には,このため(もあり)に株価修正・再読み込み機能があります。

参考までにお知らせしますと、

立ち上げ画面の「F1株価読込」を開きます。
日々の株価記録と同じですね。

通常、その為に株価データーのダウンロードの確認をシステムが聞いて来ます。

この場合、株価処理を済ませてからでも良いですし、「No」で株価処理を行わずにでも良いですが、株価更新画面のメニューの「F5個別銘柄無尽蔵株価読込」を選びます。

次の画面で、株価修正対象の「銘柄CODEを指定」します。

次に、株価を修正をすべき開始日を指定します。
この場合、株価読み込みを開始すべき上場変更日、又はそれ以前の年月日ならば何時でも構いません。

指定日から、期日を追いかけて、株価データーのある所から、最新株価データーまでを読み込んで株価データーファイルを書き換えます。

株価データーは、対象期間の無尽蔵日足株価データーを、「C:¥株式管理¥株価」フォルダーに前以てマニュアルで入れておきます。

無尽蔵日足株価データーは、2000年1月分より入手可能ですから、過去4年分の修正が可能ですから、先ず十分でしょう。

読み込み後の株価データーは、日々の株価読み込みでは、保存ホルダー(「C:¥株式管理¥T」「C:¥株式管理¥LZH」)に自動分類移動されますが、この株価修正読み込みの場合は、複数銘柄の株価修正を連続実行できるように、自動分類移動はされません。

修正読み込み作業が終わったら、マニュアルでホルダーを移し変えてください。

最後に、株価更新画面のメニューの「F6個別週足作成」・「F7個別月足作成」・「F8個別年足作成」でそれぞれの足を日足株価から作成します。

大団円

JASDAQ銘柄収録改修は大要以上のとおりでありますが、ヤー、大作業でありました。

今回、もう一つの懸案の「玉帳機能」も略完成しましたので、いよいよ念願の「鞘取り」機能公開に踏み切りたいと思います。

「株式管理」ホームページに「鞘取り講座」か「鞘取り教室」を開講して機能公開と平行して行こうかなと考えています。





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